2006年12月24日
魔法の犬

魔法の犬が蝋燭の火と共に消えてしまった。
僕の周りを明るく照らし、この世の時間を走り抜けていったあいつの大冒険。
もう違うところに引っ越しちゃったから、ことしは少し寂しいクリスマスになります。
トラヴィスに逢った事のあるすべての人、
生きとし生けるものすべてへの慈しみある人へー。
メリークリスマス
2006年12月10日
脳の中の漂流物

沈み行くタイタニック号の船内。
長い廊下を歩いていると、おびただしい数の絵が「どんぶらこっこ」と果てしなく流れてきた。写真の緞帳は実際に劇場で使われているらいのですが、2トンもあるらしい。
東京都現代美術館で開催中の大竹伸郎(毎日と絵)展へ参る。
心身共に本当に参った!
展覧会に寄せた作家のコメントで「(貼る行為)以外は、全部いいわけ」というのがあるらしいのだが、確かに、衝動をキチンと説明する事はむずかしい。
ーでも衝動もここまでくるとため息ー
学生時代に今は亡き池袋のセゾン美術館で目撃したコラージュボックスシリーズと久しぶりに再会すると、
当時の記憶のスイッチがオンになった。個人的には工業地帯の夜のコンビナートをバカデカク描いた絵にグッときた。とにかく主題がすごくって。同時代に生きていて、自分の位置確認ができる作家がいる事は、けっこう大切だしうれしい。量産系絵画という視点だと、1995年にロンドンでイメンドルフの回顧展を目撃して以来の衝撃。
しかしこれだけのブツ(作品)を搬入したアトリエには、まだ2万点の作品が残っているという驚愕の事実。展示準備だけで1が月半かかった2000点の展示も12/24で終わっちゃうよ!さあ現美へ急げ!
:いろんなご意見もあるようですが、個人的には大いなる元気を貰いました。
2006年12月04日
高尾山からローマへ
週末の晴天の日、「そこへ行かなくてはならない」との啓示を受けたかのように八王子方面の山を目指した。そう、何故か最近ずっと気になっていた高尾山に登るために。
タカオノヤマノボレ
京王高尾山口で降りる。
ケーブルカーを横目に、緩い傾斜の登山道へと入る。沢に沿った道はすでに赤、黄、緑の点描画の様相で、最近ヘビーローテーションのディック・ミネ/デジタルリマスター音源をiPODで聴きながら、峠の茶屋やノボリの立ち並ぶ参道に歩みを進める。澄み切った遠い空の下には新宿副都心がこんなに見えるんだ。箱庭的なニッポンの晩秋の紅葉に心奪われる。
夕方下山して立川の映画館前を歩いていると、これもまた少し気になっていた作品「明日へのチケット」を上映していたので鑑賞しようとエレベーターへ。「武士の一分」の上映階で大量の人が吐き出されると、その上の「明日へのチケット」のフロアで降りたのは僕ともうひとりだけで、映画館には全部で5人ぐらい。なんでこんなにアンバランスなの?みんなセンデンってやつに弱いのかな。良質の作品はいつもと違う階層にあるでよ。(武士は武士でいいんだろうけど。)
本作品、ローマへと向かう列車内ですべてのお話が進行するのだが、欧州で現在進行中のアルバニア移民問題や、スコットランドのセルティックサポーターの胸の詰まるようなエピソード等、終始引き込まれる内容の一遍だった。これは3人の監督の共作なのだけど、特に今までケン・ローチの作品で眠くなった事は一度もない。脚本の力、演出の力、すべてが素晴らしい。東京ブログのTさんも書いていたけれど、映画の善し悪しは余韻の程度に一致するっていう視点、まったく同感。花火のようにドカンと一発で大騒ぎする映画への耐性が、年々弱くなっているなー。
タカオノヤマノボレ。
また聴こえることがあるのかしら。
思い立ったらすぐに行動すると、いいことがあるよ。
<本日のB面>
今シーズンのJリーグもついに終了しました。我が社「川崎フロンターレ」、今季成績はおかげさまで2位で終了。この結果、AFCアジアチャンピオンズリーグ出場も決まりました!(J1年間1位2位までが出場条件)
みなさま、来年は等々力スタジアムへおいでやす。
って、今気づいたんだけど、まるで首脳陣からのコメントと変わらないや。
反省。。。