2006年06月30日
カラッと暑い

ここ数日30度近い熱波で少々バテ気味。
暑すぎてブラジルも消えちゃった、ってどうしてもサッカーの話になっちゃう。
それにしてもロナウジーニョがあんなに哀しそうな目をしていたのを初めて見たよ。
鳥の目にも涙。
2006年06月28日
オレンジジュース最後の一滴

近所のバーで(オランダの)ワールドカップが終わってしまった。
気持ちの整理がつくまで、少しの時間を要しました。
同僚のボブとバーに向かう道すがら「もし今晩負けたら、みんなにハラキリを教えてくれ!」なんて意気揚々と話していたんだけど、いざ負けちゃうとそんなジョーク言う元気はミジンコもなかった。それにしても退場者続出の荒れに荒れたマッチでしたね。オランダ人のへこみっぷりったら見ちゃいおれんでしたぜ、ワーグナー作曲「さまよえるオランダ人」って感じで。
帰り道一番つらかった光景は、小雨降りしきる路上にひとりへたり込んで呆然としていたサポーターの御姿、しかも逆光で。今回はもう少しやれると信じていた国民のプライドはけっこう傷ついているのです。Anyway life goes on... そして人生は続く。
2006年06月25日
2006年06月23日
おもしろくないぞ

ふるさとは遠きにありて思うもの、、、と詠んだのは室生犀星らしい。
文頭の「ふるさと」を「愛国心」に置き換えてもいい。
こちら時間で昨晩のブラジル戦はオランダの友人と観戦したのですが、日本のシンプルなパスミスが多くってもはや苦笑いを越えて表情やや引きつり気味。後半に入ってからは、すでにオランダ人といっしょに観ていた事を後悔していた。ブラジル相手だからしょうがないよ〜、とか励まさされつつ、やっぱり日本人の端くれとしては結構複雑、人並み(?)に愛国心もあるしー。
今朝オフィスに来たら同僚に、
「決勝トーナメントに進めなかった日本のサッカーイレブンに2分間の黙祷を捧げよう!」
なんてジョークを飛ばされる。
面白くないぞ。
全然面白くない!
2006年06月22日
いつもの場所で

通勤のとき、いつも同じ場所で同じ態勢で寝ている犬がいます。
僕は勝手に「とけい」と名付けてます。
場所と時間
ジャンプしたら左上「+」ボタンでズームし、右上の「Satellite」ボタンを押すのもお忘れ無く。
2006年06月21日
北の印刷工房

日本の某デザインコンシャス雑誌Pの取材がオフィスでありました。通訳兼プロモーターというポジションだったのですが、うまく伝わりましたかどうか、、、。日本での発売時期に関してはまた分かり次第に報告します。発売と言えばそうそう、美術出版刊「美術手帳」7月号に紹介されました。って強引に繋げて宣伝。ともかく、この場を借りてライターのSさんホント有り難うございました。
夕方から同僚とハールレム(北ホラント州)の印刷工房のイベントへ。ユトレヒトまでは電車で、そこからは知人が車でお出迎え。今晩は印刷工房で開催されるイベントへ招待されていたのだ。まるでギャラリーのような印刷工房には驚かされた。現在アムステルダムの美術館で開催されているブックデザインアワードで入賞している本の数々もここで制作されている。ポエトリーリーディング(これはオランダ語だったのでほぼ玉砕)や、有名ジャズピアニストのインプロビゼイションなどを愉しむ。会のシメはオランダ名物のハーリング(:にしん、今が旬)に舌鼓、これがキンと冷えた白ワインにめちゃめちゃに合う。帰宅したらすでに丑の刻だった。←とにかく夜中、正確に何時なのか分からずに使っている。
続きです。
盟友Gくんの大手メディアに対するこの指摘が気になっている。みなさんはどう感じますか?
2006年06月20日
期間限定もの

ここはやはり期間限定ものってことで、またしてもサッカーねた。もうじき日本のワールドカップも終わってしまうので書きますよ、蛍の〜光〜、、。(不吉とおっしゃらずに現実をみましょう。)いろいろあるけど、あれが日本チームの実力なのだろう。マスコミは商売だからおだててやたらに騒ぐし、テレビ・新聞礼賛の民衆は、敗けて口アングリの呆然自失。バレーボールでトスが上がったボールが、直後に床に叩きつけられる一連の動きが思い浮かぶ。ま、この手のイベントにどこの国も似たような期待を寄せるのはある程度しょうがないとしても、今大会のオランダは客観的観測を踏まえても結構強いです。国民の目下の最大の興味は、来る21日のアルゼンチンとの直接対決。オランダが1-0で制したセルビアモンテネグロから、アルゼンチンはというと6-0で一方的に勝っているから、闘志メラメラ〜なのである。
そして街中もオレンジフラッグがメラメラ〜なのである。
2006年06月16日
千客万来

オープニングナイト ー 自分がもてなす側の場合はとてもナーバスな気分にさせられる響き。この夜の為に時間をかけて構成を考え、ゲストに良い気分で過ごして貰う為のアイデアを練る。勿論想定したイメージと違った場合の事も考えたりして、、、。でも結局の所、展覧会という名の「城」の本丸は、あくまでもこの場で作品を初めて観た人の生(ナマ)の反応への好奇心なのです。オフィス代表と僕の英蘭2カ国語のスピーチもスムースに進み(?)沢山の人達がこの夜を盛り上げてくれました。多数作品が売れるというオマケもつき、充足感。とにかく、表現者である以上はこうした現場でジャッジされることの大切さを久々に噛みしめていた。それにしてもたくさんの赤いシールを眺めているのはいいものです、、、とか。
2006年06月15日
展覧会開始2時間前

ゲスト用の寿司と2人のウェイトレスまで手配してくれた。
ちょっと緊張してきた。
あと2時間で開幕、しかし意外とサクサクと準備が進んだ。
ギリギリ哲学者(?)の自分にとっては逆に変な気分。
後程また報告しまーす。
2006年06月14日
灼熱の真っ平ら王国オランダ

なんとここ連日気温が30度と、どうかしちゃったようなオランダの天気。
両親の1週間滞在ー個展の準備ー日本の雑誌社の現地取材しこみ、これがすべて重なった。
それに拍車をかけるような暑さの中、なんとか牛歩で進んでいます。
異常気象はもはや世界共通のテーマのようで、100年後のオランダは現在の地中海の気候と同じになるという学者もいるようです。昨年度のグーグルで最も検索されたキーワードも(climate change:異常気象)だったらしい、、フーフー。
2006年06月13日
遠き島より流れ着く

まず始めに、最近は「コレ系」の話題ばっかで興味のない方にはごめんなさい。ま、世界スケールの無礼講って事で。そうです、とにかくワールドカップ!昨日は現地時間で3時キックオフ、我が社のプレイヤーを励まそうとドキドキモードでスイッチオン。
結果はご存知の通り、、、。
そして本日、デルフトのカフェにて韓国×トーゴの試合鑑賞、トーゴの先制後のハーフタイム中での出来事。オフィスの同僚からの携帯を切った直後、カウンターに並んでいたオランダ男どもが一斉に僕にこう聞いた。「韓国の監督に選手交代を伝える電話か?」そう、彼らは明らかに僕が韓国人だと思っていたようでした。相変わらず彼らにアジア人は見分けずらい様で、韓国人じゃないんだよねーヤパンセ!(日本人)と答えるとしばし沈黙。その中の一人がヤポンは後半終了間際に3失点したんだよねー、との賜った。「うるせーやーい、だまらっしゃーい、ロッベンみたいな切れ味鋭いフォワードのいる国の方々に、悩めるヤパンセの心の内は分かるまい!出島に行け!」(意味不明)あー、みなさん、実は海外在住の身にとってこれは実に針のムシロ。明日はオフィスで「僕は本当ははソウルから来たんだ。」とでも言ってみようか、、、裏切り者ね。
2006年06月08日
自転車にのってベルを鳴らす

チリンチリン〜、オランダの名物は風車?チーズ?サッカー?チューリップ?でなくって今回は自転車です。本当はもっと早くから自転車に乗りまくろうと意気込んで欧州上陸をしました。しかし、ご存知かどうか今年は(世界中かも知れませんが、)ヨーロッパの天候不順のためにペースがずれずれ。ここ1ヶ月ばかり前からようやく初夏の気候になったので、かなり遅れての自転車ライフ参戦となった。オランダには「歩道」「車道」の間に自転車専用の「自転車道」が国中に整備されておりまして、さながら自転車版アウトバーンといった様相、みなさん結構飛ばしてます。日本にいた時は歩いて突然後ろから自転車が接近してきて怖かったのですが、ストレスが無いのは安心して歩行行為(?)に集中できる点。ちょっとしたことですが、これって大きい。特に小さい子供を連れたお母さんなんかは心配なのではないでしょうか?とにかく家も町並みも街路樹までもがデザインされているのがオランダに暮らしてみての印象。それはそれで「脳の立体化」によってすべての世界が作られているような窮屈さを感じることもありますが、そういう思考回路そのものが興味深いです。一方ではカオス的に無尽蔵に増殖を続ける都市もあるわけで、これも脳のある部分が特定の回路に入っているようで面白い。なんだかまとまりませんが、僕のまとまらない脳の立体化という事で、今回はこの辺で勝手にお開き、、、。
2006年06月06日
オランダが帰ってくる

ワールドカップネタをまた。
最近は夕暮れでもないのに、なぜか街中がオレンジに染まり始めております。そうです、ワールドカップシーズンです。何しろ2大会ぶりのオランダのカムバック、これまでの苦汁に満ちた8年間を呪うような、堪忍袋の緒がいっきに切れて飛び散るような、、、そんな盛り上がりです。今回オランダは快速ドリブラーのロッベン、強靭(きょうじん)な肉体を誇るカイトら若手を積極的に起用し、一方でファン・デル・サール、コクーらベテランを要所に配置するなど、均整の取れたチームを構成している。別の言い方をすれば、いかに個人の能力が高くてもチームに貢献しないセルフィッシュなプレイヤーは使わないという方針らしい。この布陣で欧州予選では12試合を10勝2分けと無敗で乗り切った。めちゃくちゃ強いゾー、馬顔のファンニステルもいるし。
で、オランダ国民にとって「ここだけには何があっても絶対に負けてはならない」チームというのがありまして、それはズバリ「ドイツ」なのです。この辺りは歴史的にも複雑な関係がある隣国同士ですから、ある意味日本と韓国の近親憎悪のようなアブナい距離感があるのかも知れません。笑ったのはあるドイツのインターネットサイトで、客席全部がオレンジ一色に染まり観客が大騒ぎしている映像の後、「このような事態は断じて許されない!」とテロップが出るもの。サッカーが代理戦争とはよく言ったもので、ある周期でこういう形でナショナリズムが頭をもたげ、ガス抜きを終えた大会終了後に再び冷静になって国交が正常化するのならば、それはそれで良いのでは、、、などと思う次第。特に海外にいて日本代表が走る姿を見ると、様々な想いを投影している自分がそこにいるのは事実だし。
2006年06月03日
モダンバレエでレム睡眠

オフィスにたびたび顔を出すインテリアデザイナーのポールさんが、オランダ国立ダンスシアターの創立15周年記念公演へ招待してくれた。このダンスカンパニーは1959年に設立とあるので、その歴史はすでに半世紀にも及んでいる。カンパニーはNDT1.2.3.と世代別に分類された3つのグループによって構成されていて、今宵の公演はこれまでの活動をまとめた映画の上映からはじまり、後半はすべてのメンバーが集い全3部からなる4時間近くに渡っての贅沢な公演。中でもベジャールやウィリアム・フォーサイスといった世界的に知られる振り付け師とのレッスン風景は興味深かった。このシアターの設計はレム・コールハース。氏の20年前の建築の中で、現実と「そうでない世界」の狭間を行き来するような時間ーレム睡眠。あ、寝ていたという意味ではありません。実際は興奮状態で意識のある部分が終始フル稼働しておりました。(勿論目もばっちり開きっぱなしで。)生身の体が目の前で動くーあたりまえだけど、こういう表現はホント強い。公演のインターミッションにポールさんがバックステージに連れて行ってくれ、日本人ダンサーの方を紹介してくれた。さっきまで激しい演技をしていた彼は汗を拭き拭き出て来る、気さくな青年。同じフィールドではなく、おとなりの表現者に逢う事は刺激的だ。何より海外で活動している仲間から良いエナジーをもらった。またゆっくりと逢う事になりそうな予感。そして今度は僕の番。果たしてこちらから与えられるものはあるのかどうか、、、。
